事務所ブログ

2014.08.04更新

前回お話ししたとおり,法的問題にならないかもしれない,
と思う場合でも,世間話程度の軽い気持ちで御来所くだされば
私としては喜んで歓迎させていただきます。

そうではなく,自分にとってはとても重要な問題なので,
まずは自分なりに調べてみてから法律相談に行きたい,
ということなら,それはそれで大歓迎です。
最近はインターネットで色々な情報が手に入りますし,
書店や図書館にも法律関係の書籍が置かれています。
自力で対処するにしても,弁護士に依頼するにしても,
自分なりに一定程度の知識を得ておくことは,
決してマイナスにはならないのですから,
時間に余裕があるのならばぜひ調べてみてください。

ただし,束縛がきつかったり暴力傾向がある夫から逃げたい,
といったお悩みをお持ちの方の場合は,
悠長に調べ物をしているような余裕はありません。
数少ない脱出の機会を生かすことが最優先になります。
離婚の交渉をするにせよ,先行して保護命令を得るにせよ,
まずは行動の自由が確保されている必要があります。
その意味で,離婚するための万全の条件を整えよう,
というのも場合によりけりということになります。

なお,配偶者の暴力から逃れるための相談窓口としては,
以下に紹介するようなものがあります。
夜間にも対応してくれている機関もありますので,
悩んでいる方を見かけたら紹介してあげて下さい。
・東京都女性相談センター 03-5261-3110
・同(夜間・緊急) 03-5261-3911
・同多摩支所 042-522-4232
・東京ウィメンズプラザ 03-5467-2455
・警視庁総合相談センター 03-3501-0110
・(夜間・緊急) 110番

この他,各自治体の相談窓口でも相談を受け付けています。
荒川区なら荒川区役所内の福祉事務所等,
北千住周辺なら足立区役所千住福祉課等が対応しています。
これら機関は,どこでも相談に行けば他機関と連携を取って
すぐに動いてくれるようになっていますので,
一番近い場所,逃げやすい場所に行って下さい。
いざとなったら110番で警察に助けを求めましょう。

もちろん,当事務所に御相談いただければ,
緊急の場合の相談窓口の紹介から離婚全般のお悩みまで,
幅広く対応しておりますのでお任せください。
もちろん相談料は無料,土日夜間も対応しております。
電話が通じなければメールでご連絡ください。

投稿者: 豊和法律事務所