事務所ブログ

2014.07.07更新

離婚事件では,女性側の弁護は喜んで引き受けても,
男性側の弁護をやりたがらないという弁護士がけっこういます。

これは,
①男性側は基本的に不利で有利な解決を導きにくいこと,
②仮に有利な解決を得ても,積極的なメリットはないことが多いこと,
③そのため,報酬等をめぐってトラブルになりやすいこと,
④トラブルを避けるための打ち合わせの機会もつくりにくいこと,
などの理由によるものではないかと思います。

また,こうした事情を察して,弁護士はあてにならないと
考えておられる男性の方も多いのではないでしょうか。

①から③は,一般論としてそのような傾向があるとしても,
離婚事件で正当な利益を主張しようとしている人がいるのに,
その人を助けないという理由にはならないと私は考えます。
男性であれ,女性であれ,現に困っている人がいるのであれば,
その人のお役に立ちたい,それが私のポリシーです。

④にについては,これも一般的にはそのような傾向があります。
例えば,北千住在住で通勤時間片道約1時間,
週休二日で毎日平均1~2時間残業という方を想定すると,
法律事務所に出向いて相談できるのは平日の夜7時以降か
土日のみということになりますが,
多くの法律事務所ではいずれも相談対応時間外になってしまいます。
となれば,依頼者様が無理に休みを作って相談に行くしかなく,
これでは十分な打ち合わせの機会は取れません。

もっとも,当事務所は依頼者様のご都合に合わせて,
土日を含む24時間の法律相談に対応しておりますし,
依頼者様のご指定に応じて事務所外でも相談を受けますので,
依頼者様に最も負担の少ない形で打ち合わせの機会を設けられます。
また,私がこれまで培ってきた家事事件の豊富な経験に基づき,
ネガティブな可能性も含めた十分なアドバイスを行いますので,
依頼者様にとって予想外の結論が出ることは少なくなるはずです。

当事務所では男性側の離婚事件も積極的にお引き受けしておりますので,
男性側だからと諦めることなく,まずは御相談下さい。
できる限りお役に立ちます。

投稿者: 豊和法律事務所